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由比ガ浜のコートハウス

敷地すぐ南側を江ノ電が走る住宅地をちょっと入ったコートハウスの計画。

最寄りの商店街で商いを営まれているクライアント。

ふだん店舗で使う什器の収納、家族を含め大人数が集まれる二間続きの座敷をご希望でしたのでエントランス付近に配置。

中庭を囲んでリビングダイニング、奥にキッチンとユーティリティ、それに続くランドリーテラスは家族やゲストを囲んでのバーベキューにも活躍します。

 

 

離れのオーディオルームと書斎で一人の時間を満喫します。

大座敷前の広縁上部吹き抜けを介して、家族の寝室が対面。

2階には家族専用の水廻りを配しました。

中庭に面したリビングダイニングルームは緩い勾配のついた片流れの屋根を載せた平屋。

 

 

 

木質の天井と大判のタイル貼床のゆったりと広がりのある空間にしました。

薪ストーブが空間と心を同時にあたためます。

広縁と大広間はエントランスすぐ奥の「ハレ」の場。

 

 

 

 

 

 

これも中庭に向かって広がりのある使い方を想定しました。

最奥部の離れは、傾斜天井の吹き抜けで屋根裏部屋のような書斎とメゾネット形式のご主人の隠れ家。

 

 

 

 

母屋とは意図的に外部を挟んで行き来するようになっています。

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