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福島の復興住宅

3.11の震災で全壊判定を受けた住宅の建替え新築工事。

田舎の一人暮らしのための住宅です。

都会の生活の利便性は無いけれど、ゆったりとした

735㎡の敷地と木々の緑がやさしい素敵な環境が余るほどあります。

北側のアプローチ部分は、低い既存塀を生かして囲い込まれた、坪庭状の静かな空間です。

玄関と勝手口、駐車場は目隠し塀でアプローチ部分と視覚的に分離しながらも、日常の連続した動線を確保しています。

木造の在来工法平屋に軒の深い切妻屋根を載せて、夏は涼しく冬は低い太陽高度で室内まで到達する自然光で温かい環境を作りました。

南側の奥行1間間口6間半のテラスは、庭と室内を繋ぐと同時に部屋同士を繋ぐ役目を担っています。

木造の在来工法平屋に軒の深い切妻屋根を載せて、夏は涼しく冬は低い太陽高度で室内まで到達する自然光で温かい環境を作りました。

南側の奥行1間間口6間半のテラスは、庭と室内を繋ぐと同時に部屋同士を繋ぐ役目を担っています。

主寝室周りは寝室、ユーティリティ、浴室、便所が

コンパクトに繋がる、一人暮らし動線に適応したプランニングをしました。

カウンター開口部でダイニングと繋がるキッチンは、背後に大きな納戸を持ち、調理を中心とした作業動線を効率良くしました。

リビングルームはダイニングルームと連続し、縁側から屋根の勾配なりに連続するタモ材の縁甲板貼り天井で、庭~縁側~リビングダイニングと視覚的に繋がります。

リビングダイニングの西の端に連続する琉球畳敷の和室は、客間として計画されました。

建具、天井、壁の一部に和紙の風合いのクロスで仕上げ、障子で和らげられた自然光と天井の間接照明も加わり、他の部屋と雰囲気を変えています。

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